乳がん医療の進歩により、局所進行乳がんや転移・再発乳がん(ABC)の治療選択肢は増え、予後も改善しています。一方で、患者さんは治療の選択だけでなく、がんの症状や治療による副作用、仕事や経済的負担、家族との関係、必要な情報や支援へのアクセスなど、さまざまな悩みを抱えています。
日本ではこれまでも、学会、臨床研究グループ、患者会、支援団体、医療機関、企業など、多くの関係者がそれぞれの立場から活動を行ってきました。しかし、ABC患者さんの生活実態や支援ニーズ、医療・ケアへのアクセス状況などを包括的に把握し、その改善につなげる仕組みは、まだ十分に整っているとは言えません。
A2Jは、ABC患者さんのファクト(現実)を可視化し、これまでの取り組みだけでは十分に対応できていない課題に対して、改善に向けたアクション(行動)につなげるためのプラットフォームです。
A2Jでは、患者さん、医療者、研究者、支援者など、日本のABCに関わるさまざまなステークホルダーが集い、ともに優先課題や解決策を考え、具体的な改善へとつなげていきます。
A2Jは、日本のABC患者さんが自分らしく人生を歩める医療と社会の実現を目指します。